gmailにて広東語入力法がサポートされる

グーグルのchromeブラウザのエクステンションで広東語入力法が使えるようになったが、gmailにおいても広東語入力法がサポートされた。最初に、gmailの設定の言語設定で各国の文字入力法を可能にしておく必要がある。クロスプラットフォームで使える中国語入…

カスタマイズ自由な最強の中国語入力法であるrime

rimeとは何か カスタマイズ自由な最強の中国語入力法であるrimeは、ひとつの入力法ではなく、複数の入力法を自由に切り替えて使える入力フレームワークと言ったほうがいい。rimeのフレームワーク中では、ピンイン入力法は勿論のこと、広東語入力法や上海語入…

自分の北辞郎のエントリーが5万語台に

北辞郎が19万語を突破し*1、自分のエントリーした単語も5万語を超えたので、気のついた事を書いてみようと思う。成語とことわざについて まず気を付けなければならないのは、中国語の成語をそのまま日本語のことわざから拾って無理に当てはめようとすること…

ウィキペディアの裏で働くボットClueBot-NG

ウィキペディアはネット上で調べ物をするのになくてはならないものだけれども、誰でもが編集できることから悪意のある人間がわけもなく内容を改変できてしまう。しかしウィキペディアの背後ではClueBot-NGと呼ばれるボットが疲れを知ることもなく常に監視し…

多言語翻訳アプリVoice Tra4U-M

日本の情報通信研究機構など23ヶ国の26の研究機関の集まったU-Starはロンドン・オリンピックにちなんで23ヶ国語を翻訳できるiphoneのフリーアプリを公開する。Voice Tra4U-Mと呼ばれるアプリは17ヶ国語の言語を音声か文字入力を通じて数秒しないうちに翻訳で…

ルンビニの未完成のマスタープランとラーマグラマ

インドとの国境から10キロしか離れていないネパールのテライ平原にあるブッダの誕生地であるルンビニは旅行者にとっては通過地点でしかないようだ。その発展は遅々として進んでいない。1967年に当時の国連事務総長だったビルマ出身のウ・タントがルンビニを…

中国の大辞典である大辞海が2015年までに完成

中国の大辞典である大辞海が2015年までに38巻全巻を出版し完成する予定であることが明らかにされた。大辞海は中国の百科事典的な総合辞典である辞海をもとにして、2002年に刊行が開始されており、現在までに21巻が出版され全体の60パーセントが完成している…

夜中の泰山に登り日の出を拝む

泰山に登るのは夏は夜のほうがいい。泰山は24時間ゲートが開いているので、夜登山をして日の出を拝む登山客も多い。土日に疲れをためない金曜日の夜の登山が良い。チケットには当日有効の文字があるが、日付が変わっても大丈夫なようだ。金曜日の夜はほとん…

ホルガを開発したのは香港人

トイカメラと言えば思いつくのがロモとホルガだけれども、ホルガは香港人の李定武が開発したというのはあまり知られていないのではないだろうか。 1960年代と70年代に半導体トランジスタラジオの隆盛を見た李定武は自分で工場を作り生産する考えを起こし1970…

中銀カプセルタワービルが取り壊しになるか

老朽化が進み取り壊しの話も取り沙汰される黒川紀章による中銀カプセルタワービル。1970年代のメタボリズム建築の思想に則って建設された中銀カプセルタワービルだが、デザイン先行で住み心地は悪そうで、ドアの外には私物が溢れている。需要に応じて時が経…

中国の2大ビデオサイトであるyoukeとtudouが合併

中国のビデオサイトであるyouke(優酷)とtudou(土豆)が100%の株式交換によって合併する。合併後の会社名はyouke tudouとなり中国でのビデオサイトの市場占有率において約50%を占めることになる。今後、中国のネットユーザーがビデオを見る場合にはひとつ…

中華語言知識庫がオープン

中国大陸と台湾の中国語の差異を集めたデータベースである中華語言知識庫がオープンした。このデータベースは台湾の馬英九総統の提案によって中国大陸と台湾の共同作業で行われた。また同様の共同作業によって中国語の差異を収録した小辞典である「両岸毎日…

グーグルの中国語ピンイン入力法に広東語の単語を導入

グーグルの中国語ピンイン入力法が更新されたことでもあるし、北辞郎から抽出した広東語の単語語句を一気に中国語ピンイン入力法のユーザー辞書に導入するためのファイルを作った。しかし導入にあたっては正しいピンイン綴りに従わなければならないために、h…

集客に失敗した大理のパフォーマンス希夷之大理

1990年代後半から雲南省では地元の少数民族の文化を観光向けに商業化するプロジェクトに多額の金を投資してきた。その中で最も成功した例は麗江の玉龍雪山を背景にしたチャン・イーモウによる音楽とダンスによるパフォーマンスである印象麗江だ。観光的には…

大理下関の弥陀寺と文廟

大理の下関での用事のついでに弥陀寺と文廟へ行ってきた。弥陀寺と文廟は隣り合っているので合わせて見ることができる。大理古城からは8路バスで市医院で降りて12路バスに乗り換え宝井村で降りる。将軍洞に向かって歩いて行くと古ぼけた「弥陀古寺」と書かれ…

チェンマイのガット・ルアンのマーケット

チェンマイのガット・ルアンのマーケットであるワロロット・マーケットの様子。

チェンマイのタニン・マーケット

チェンマイのチャン・プアック門の北にあるタニン・マーケット(別名シリウィッタナー・マーケット)の様子。

チェンマイの日曜日の夜市

大理慶洞村の聖源寺へサイクリング

繞三霊の行事で知られる大理慶洞村の聖源寺に、喜洲までのサイクリングを兼ねて行ってきた。聖源寺は名に寺とは付いているが仏教よりも白族の信奉する本主を祀る廟で本主廟でも最高位の神都となっている。大理古城から喜洲までは17キロの道のりがあり、今日…

増える香港と韓国のテレビチャンネル

香港のテレビチャンネルが来年から3局増える。香港政府の政策で無料テレビチャンネルを3局増やし競争原理を取り入れて、現状の強いTVBと弱いATVという2つのテレビ局の局面を打破するのが目的。またチャンネルを解放することで競争不足によるテレビ番組の内容…

台中の台湾塔の設計コンペで日本人優勝

台湾の台中に中華民国建国100周年を記念して建設予定の台湾塔の設計コンペで日本の建築家である藤本壮介の設計案が優勝した。台湾塔は中央公園の南端に建設され、高さを競うものではないが、大肚山の最高点を超えることを原則に台湾海峡が見渡せ、周辺の環境…

グーグルの秘密ラボであるグーグルX

グーグルのコアビジネスである検索につぎ込む開発費に比べれば少額ではあるが、検索ビジネスが将来下火になることを見込み、グーグルは次のビッグ・ビジネスとなる可能性を探ることを目的に秘密ラボ・グーグルXを立ち上げている。グーグルXは丁度1970年代に…

大理白族の寺廟参拝

大理三塔の横にある寺廟はまだ建立されて時間が経っていないが、白族の参拝の様子を見ることが出来た。出店も出て、参詣とピクニックと踊りなどをすべて兼ねたものとなっている。たぶん村ごとに分かれた老婆達がグループとなって境内に陣取って対座となって…

グーグルプラスの終焉

グーグルのソーシャルネットワークでの本当の試練はユーザーがグーグルプラスを使い出してから後に何をするかにあるが、実際のところユーザーができることはそれほどない。サイトへのトラフィック統計を見てもサービス開始時のピークから断続的にトラフィッ…

ノスタルジックな少数民族の写真を撮る写真家駱丹

昔のコロジオン湿板写真の技術を使って雲南省奥地のキリスト教を信奉する少数民族を撮影したのが、写真家駱丹の素歌シリーズ。成都をベースにする写真家駱丹は携帯式の暗箱を持ち抱えて数ヶ月の間雲南の僻地の少数民族の数百年変わらない生活を写しとってい…

参観ができる台北の唯一の活字版印刷屋である日星鋳字行

コンピュータのタイプフェースが全盛のこの時代に、台北の太原路にある活字版印刷屋である日星鋳字行には台湾で最も完備された活字一式が揃っており、かつ現在も活字を鋳造している唯一の場所になっている。またここでは参観のついでに活字を購入することも…

自分の北辞郎のエントリーが3万語台に

自分の北辞郎のエントリーも3万語台になったことであるし、これを契機に考えたことを書いてみる。エントリー数について 北辞郎で編集したエントリーは現在約3万3千件、うち新規単語のエントリーが2万6千件。2005年からはじめてやっと3万語台になった。北辞郎…

気持ちのいい街蒙自

蒙自は雲南省の紅河哈尼彝族自治州に位置する街で、街のつくりは他の中国と街と変わらないのだが中心に南湖があるためか、落ち着いたきれいな雰囲気を醸し出している。また蒙自はざくろの名産地であって4路バスで簡単に行ける新安所鎮は有名なざくろ生産地と…

人体冷凍保存の父ロバート・エッティンガー

7月の末に人体冷凍保存の父と称されるロバート・エッティンガーRobert Ettingerが92歳でこの世を去った。厳密に言えばこの世を去るというのは正確でないかも知れない。人の遺体を約-196℃の液体窒素下で冷凍保存しておけば未来において十分に発達した医療技術…

香港のアップル・デイリーが無料新聞である爽報を発行

現在、香港には英文紙The Standardと大紀元時報を除けば、街角で配られる無料新聞は3紙ある。都市日報(メトロ・デイリー)と頭条日報とam730だ。このうち頭条日報だけが星島という新聞グループを背景に持っており、都市日報は海外のフリー・ペーパーの香港…