カスタマイズ自由な最強の中国語入力法であるrime

rimeとは何か
カスタマイズ自由な最強の中国語入力法であるrimeは、ひとつの入力法ではなく、複数の入力法を自由に切り替えて使える入力フレームワークと言ったほうがいい。rimeのフレームワーク中では、ピンイン入力法は勿論のこと、広東語入力法や上海語入力法を使うことが出来る。またクロスプラットフォームWindows XPWindows 7でも、LinuxMac OS Xでも同様に使える。しかし中国語名はそれぞれ違っていてWindowsでは小狼毫、Linuxでは中州韻、Mac OS Xでは鼠鬚管となっている。このクロスプラットフォームの利点はひとつの使い慣れた入力法をどのプラットフォームでも使えるという以外に、自分の入力した語彙集をエクスポートしインポートして使いまわすことができる点にある。

速度
入力はスムーズで、グーグル入力法と比べても遜色ない。

入力法切り替え
デフォルトではコントロールキーとグレーブ・キーで入力法の切り替えを行うようになっているけれども、デバイスごとにグレーブの位置が違うと思うので、F4のファンクションキーを押せば、インストール時に自分の選んだ各種の入力法が選択できる。

英文と中国語の切り替え
グーグル入力法などで手に馴染んだシフト・キーで英文と中国語の切り替えが出来る。

変換候補の選択
グーグル入力法などで手に馴染んだ<キーと>キーを使って、変換候補を順々にめくっていくことが出来る。

語彙集のエクスポートとインポート
ユーザーがrimeの使用中に使った語彙を集めたユーザー辞書は、用戶詞典管理からダイアローグを出し、導出文本碼表をクリックするとタブ区切りのユーザー辞書を取り出すことが出来る。逆にユーザーがタブ区切りのユーザー辞書を作って導入することも出来る。また異なるプラットフォームにユーザー辞書をエクスポートとインポートする場合には、同様にダイアローグから輸出詞典快照と合入詞典快照を使うことになる。

変換候補の垂直表示と水平表示の変更
デフォルトでは変換候補は垂直表示されるので、水平表示にしたい場合はweasel.custom.yamlを開き、patch:の下に"style/horizontal": trueを書き加えた後にメニューから重新部署を選べば適用される。

http://code.google.com/p/rimeime/
http://code.google.com/p/rimeime/downloads/detail?name=weasel-0.9.17.1-installer.exe