大理下関の弥陀寺と文廟
大理の下関での用事のついでに弥陀寺と文廟へ行ってきた。弥陀寺と文廟は隣り合っているので合わせて見ることができる。大理古城からは8路バスで市医院で降りて12路バスに乗り換え宝井村で降りる。将軍洞に向かって歩いて行くと古ぼけた「弥陀古寺」と書かれた看板が見えるのでそれを左に折れる。そのままずっと歩いて行くと高速道路をまたぐ歩道橋に出るのでそれを渡ると着く。弥陀寺は規模は小さいが隣の文廟は見栄えがする。文廟は2011年9月に修復工事を終えたばかりで、規模が大きく真新しい壮麗な建物となっており、ここからは下関の景色が一望できる。孔子を祀る文廟であれば必ずある櫺星門をくぐると大成殿があって、孔子の両側には四人の四配が並び、左右両側には孔子の門下たち十二哲が居並ぶ。また大成殿の両側には両廡と呼ばれる建物が配置され、内部には七十二の位牌が並んでいる。弥陀寺と文廟を見た後は普済寺を見てもいいし蘇氏宗祠を覗いてもいい。そこから道なりに下って行くと、あらかた近代化された下関にしては珍しく古い町並みを残す中丞街と龍尾街にぶつかるのでそのまま坂を降りてゆくと黒龍橋に出る。帰りは人民路にある最近カンボジアのプノンペンに分店を出した雲南の新知図書城を覗いてから帰路についた。