梅里雪山の麓の雨崩村に行ってきた
中国の雲南省徳欽から梅里雪山の麓の雨崩村に行ってきた。徳欽から西当温泉までのバスはなくなっていた。徳欽には景色が何もないのでまず飛来寺(タクシー30元)に宿泊(20元/ベッド)。観景台からの雪山の眺めが素晴らしい。翌日車をチャーターして西当まで120元。明永氷河への入境が65元。雨崩村へは85元。西当から山を超えて雨崩村まで歩きで5〜6時間。峠での雪山の眺めが素晴らしい。村では徒歩者之家に宿泊(25元/ベッド)。明くる日は神瀑までトレッキング(5時間)。第2日目は日中合同登山隊のベースキャンプと氷湖までトレッキング(8時間)。ここでは伝説があって日本人が来ると天気が悪化するらしく、確かに雲一つなかった天気が小雨に降られる結果となった。西当の渓谷は乾燥していてぶどう園がいくつかありワインが売られている(安いもので15元/斤)。来た道をもどり飛来寺で一泊。梅里往時で遭難した日中登山隊のドキュメントを夜9時半から観る。1991年には17人が遭難し、1996年にも登頂断念した梅里雪山は2000年に地元チベット族の感情を尊重して正式に登山禁止となった唯一の山となった。