グーグルの秘密ラボであるグーグルX

グーグルのコアビジネスである検索につぎ込む開発費に比べれば少額ではあるが、検索ビジネスが将来下火になることを見込み、グーグルは次のビッグ・ビジネスとなる可能性を探ることを目的に秘密ラボ・グーグルXを立ち上げている。グーグルXは丁度1970年代にパーソナル・コンピュータを開発したゼロックスのPARCにあたるような研究部門と言え、その中心となるものは家電などがインターネットでお互いにつながるインターネット・オブ・シングとロボット研究にある。特にロボット研究はいくつかの候補の中でも重要な位置を占めていて、例えばグーグル・マップのためにロボットが人に替わって街頭の写真を撮り情報を集めるとか、家や会社で人をアシストするロボットをデザインすることなどの例がある。グーグルXの研究者はソフトウェアエンジニアではなくロボット工学や電気工学のエンジニアで占められていて、グーグルXの代表者であるセバスチャン・スランSebastian Thrunはロボット工学と人工知能の専門家で世界で初めて無人操縦カーを開発した人物であるし、アンドリュー・ンAndrew Ngは神経科学を人工知能に応用してロボットに人のように振る舞うことを教える専門家である。近いうちに現実化するかも知れないものとしてはグーグルがデトロイトの自動車業界の革新力に不満足でアメリカにおいて無人操縦自動車を製造することだろう。グーグルは去年に実際に路上で無人操縦自動車を走らせているし、グーグルXの代表者がセバスチャン・スランであるから現実性は高いといえる。

At most Silicon Valley companies, innovation means developing online apps or ads, but Google sees itself as different. Even as Google has grown into a major corporation and tech start-ups are biting at its heels, the lab reflects its ambition to be a place where ground-breaking research and development are happening, in the tradition of Xerox PARC, which developed the modern personal computer in the 1970s. [...] Robots figure prominently in many of the ideas. They have long captured the imagination of Google engineers, including Mr. Brin, who has already attended a conference through robot instead of in the flesh. [...] Fleets of robots could assist Google with collecting information, replacing the humans that photograph streets for Google Maps, say people with knowledge of Google X. Robots born in the lab could be destined for homes and offices, where they could assist with mundane tasks or allow people to work remotely, they say. [...] While software engineers toil away elsewhere at Google, the lab is filled with roboticists and electrical engineers. They have been hired from Microsoft, Nokia Labs, Stanford, M.I.T., Carnegie Mellon and New York University. A leader at Google X is Sebastian Thrun, one of the world’s top robotics and artificial intelligence experts, who teaches computer science at Stanford and invented the world’s first driverless car. Also at the lab is Andrew Ng, another Stanford professor, who specializes in applying neuroscience to artificial intelligence to teach robots and machines to operate like people.

http://www.nytimes.com/2011/11/14/technology/at-google-x-a-top-secret-lab-dreaming-up-the-future.html

大理白族の寺廟参拝

大理三塔の横にある寺廟はまだ建立されて時間が経っていないが、白族の参拝の様子を見ることが出来た。出店も出て、参詣とピクニックと踊りなどをすべて兼ねたものとなっている。たぶん村ごとに分かれた老婆達がグループとなって境内に陣取って対座となって座り、小型の木魚を打ち付けて、時に座りながら時に立ちながら呪文を相当長い時間唱え続ける。また他方では、祈祷文を書く所で祈祷文に自分の名前か何かを書きこみそれを黄色い袋を息で膨らませて折りたたんで中にいれ、佛前で祈ってから境内にある炉で祈りながら焼く。袋は黄色以外にも、おそらく厄年か何かに当たるのか赤色のものもある。また麗江ほど有名でないかもしれないが大理でも古楽社があって、この日は三塔古楽社が来て演奏をしていた。







グーグルプラスの終焉

グーグルのソーシャルネットワークでの本当の試練はユーザーがグーグルプラスを使い出してから後に何をするかにあるが、実際のところユーザーができることはそれほどない。サイトへのトラフィック統計を見てもサービス開始時のピークから断続的にトラフィックが落ち込んでいることが示されていて、グーグルの創設者ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンも数回のポスト以外にはこの秋からすっかりポストすることもなくなっておりブロガーに未使用状態を指摘されて初めて再びポストしているくらいである。また元グーグルCEOのエリック・シュミットにおいては、スティーブ・ジョブズが死去したときにポストしたぐらいでそれはサービス開始から3ヶ月も経った後だった。
実際サイトは退屈なばかりでグーグルプラスがゴーストタウン化するのも時間の問題だろう。グーグルプラスは1年や2年は持つかも知れないがグーグルプラスの終焉をグーグルはどうすることもできないだろう。ソーシャルネットワークにおいて後発のグーグルが巨人であるフェースブックに対抗することは並大抵のことではないが、グーグルプラスのローンチ時にはグーグルプラスの機能は完璧と言えるものではなかった。唯一特徴的であった特定の友人向けにメッセージを送れる「サークル」機能をとっても、フェースブックにすぐに同様の機能を取り入れられてしまったし、ユーザーにしてみればわざわざ友人をカテゴリー化することは単調で味気ないと思わせた。
もうひとつはグーグルの傲慢なやり方だろう。グーグルはグーグルプラスにユーザーを誘導するためにグーグルリーダーのUIを変えてフレンドとシェアリングの機能をすべて取り去った代わりにグーグルプラスへのポストとなる「+1」ボタンを付けた。この傲慢な行為には、長年シェアリングをして貴重なリンクをユーザー同士で公開してきたユーザーの怒りを買ったほか、イランや中国などグーグルプラスを見ることのできないユーザーの怒りを買った。以前のグーグルリーダーでは、中国のユーザーはグレートファイアウォールを超えることなくシェアリング全文の内容を見ることが出来たが、「+1」ボタンからのシェアリングではグーグルプラスに行くしかないが、グーグルプラスが見れない現状ではユーザーをグーグルプラスに誘導するどころが逆にグーグルリーダーのユーザー流出を招く結果となっている。
ユーザー無視のゴリ押しのやり口とネット人口最大の中国ユーザーを無視したグーグルプラスは失敗に終わることは間違いないところだ。

The real test of Google’s social network is what people do after they join. As far as anyone can tell, they aren’t doing a whole lot. Traffic-analysis firms have consistently reported Google+’s traffic to be declining from its early peak. Even Google’s own executives seem to have gotten bored by the site. After several public posts in the summer, co-founders Larry Page and Sergey Brin dropped off the site in the fall; they only started posting once more when bloggers began pointing out their absence. Eric Schmidt, Google’s executive chairman and former CEO, posted his first public message when Steve Jobs died. That was three months after the social network went live. [...]
And yet, I’ve been surprised by just how dreary the site has become. Although Google seems determined to keep adding new features, I suspect there’s little it can do to prevent Google+ from becoming a ghost town. Google might not know it yet, but from the outside, it’s clear that G+ has started to die―it will hang on for a year, maybe two, but at some point Google will have to put it out of its misery.
[...] When Twitter users invented ways to reply to one another or echo other people’s tweets, the service didn’t stop them―it embraced and extended their creativity. This attitude marked Twitter as a place whose hosts appreciated its users, and that attitude―and all the fun people were having―pushed people to stick with the site despite its many flaws (Twitter’s frequent downtime, for example). Google+, by contrast, never managed to translate its initial surge into lasting enthusiasm. And for that reason, it’s surely doomed.

http://www.slate.com/articles/technology/technology/2011/11/google_had_a_chance_to_compete_with_facebook_not_anymore_.html

对于这个新版Google Reader,以下几个地方我非常不满:
1、以前在Google Reader中可以看到别人分享的信息,现在改成+1后,就无法在Google Reader中看到别人的分享,只能跑去Google+看,这有点像是在强迫用户访问Google+,而在Google+中,分享信息会和其他信息流混杂在一起,严重影响阅读效率,同时在中国,Google+又经常无法打开。
2、分享的条目都是摘要分享而不是全文分享,用户需要点击条目上的链接地址才能查看,而这些链接,在中国很可能无法访问。这意味着中国用户从Google+上查看别人的分享,可能无法访问到该分享信息,而老版本 Google Reader就不存在这个问题。以前中国用户访问Google Reader,很大部分原因就是为了能不翻墙看到一些无法访问的文章。
总而言之,Google Reader这么瞎折腾,我看不但不会给Google+增加流量,反而会导致Google Reader的用户流失。

http://www.williamlong.info/archives/2871.html

ノスタルジックな少数民族の写真を撮る写真家駱丹

昔のコロジオン湿板写真の技術を使って雲南省奥地のキリスト教を信奉する少数民族を撮影したのが、写真家駱丹の素歌シリーズ。成都をベースにする写真家駱丹は携帯式の暗箱を持ち抱えて数ヶ月の間雲南の僻地の少数民族の数百年変わらない生活を写しとっている。素歌シリーズでは毎日曜日に民族衣装を着た敬虔なキリスト教徒の現在の少数民族の様子を捉えているが、見る者にまるで昔の写真を見るような感覚を覚えさせる。コロジオン湿板写真は1850年に発明された技術で、19世紀半ばに非常に流行したが煩雑な感光と現像工程のため廃れてしまった。

中国摄影师骆丹《素歌》系列将于10月29日起在上海m97画廊展出。在创作《素歌》的过程中,骆丹运用了始于1850年的传统湿版火棉胶摄影技术,花了数月时间带着便携式暗房行走在中国南部云南省的偏远山区。在那里,村民们的生活方式大部分仍保留着几百年以来的完整。该地区的很多村民是100多年前随着基督教传教士定居下来的,他们大都有着虔诚的信仰,每个礼拜日都会穿着自己的民族服装或最好的着装去教堂。带着对摄影过程和主题的尊敬,骆丹的“素歌”系列给观众带来了一种穿越时间的感觉。湿版火棉胶技术是19世纪中叶非常流行的一种摄影技术,它能够帮助摄影师获取精美的细节。但是其繁杂的人工曝光和冲洗过程也导致了该技术在本世纪末的衰退。

http://www.voicer.me/archives/7730

参観ができる台北の唯一の活字版印刷屋である日星鋳字行

コンピュータのタイプフェースが全盛のこの時代に、台北の太原路にある活字版印刷屋である日星鋳字行には台湾で最も完備された活字一式が揃っており、かつ現在も活字を鋳造している唯一の場所になっている。またここでは参観のついでに活字を購入することもできる。活字自体の値段もまったく高くなく20字ほどの活字で200台湾ドルほどで買え、一字10数台湾ドルとすると1字100円にも満たない。また有志によりここで鋳造された字体や活字モールドやその他設備を保存することを目的に台湾活版文化保存協会が設立されている。日星鋳字行は台北の中心部に位置していて、台北の一日観光に時間を作って訪ねてみるのに都合がいい。
日星鋳字行の場所は台北市太原路97巷13号、電話は02-2556-4626。開放時間は月曜日から金曜日が午前8時30分から12時30分と午後2時から5時30分、毎月奇数週の土曜日の午前9時30分から12時、日曜日は休業日となっている。また参観には予め電話しておいたほうがいいかも知れない。

這是個已經讓電腦作業取代的行業,也是珍貴的文化資產,擁有全台灣最完整的正體字楷體銅模,日星像是不願熄滅的一個星,有點寂寞但努力閃耀著....

http://www.wretch.cc/blog/himiucat/11558420

早前讀雜誌,得知台灣有一間叫「日星鑄字行」的地方,它的特別之處,就是它是全台灣現時唯一一間還在鑄造鉛字的地方,亦因為此吸引不少傳媒報道,亦有一群有志之士,成立台灣活版文化保存協會,去保存鑄字行所造的字體、銅模,還有它的設備,等等。更重要的,是日星鑄字行仍是一間運作中的商號,除了鑄字之外,也出售產品(「賣字」二字,似乎有點貶義!),況且其位置也在台北市中心,所以上周到台北短遊時,特地抽了時間,去尋訪這間商號。

http://blog.hoiking.org/2011/11/01/2641/
http://www.facebook.com/rixingtypefoundry

自分の北辞郎のエントリーが3万語台に

自分の北辞郎のエントリーも3万語台になったことであるし、これを契機に考えたことを書いてみる。

エントリー数について
北辞郎で編集したエントリーは現在約3万3千件、うち新規単語のエントリーが2万6千件。2005年からはじめてやっと3万語台になった。北辞郎も全体として現在登録語数は16万8千件、自分では最近では平均1日30エントリーを登録しているので1ヶ月では約600語、1年間では7200語になる。2012年の新年ごろには北辞郎は17万語の大台に乗ることも不可能ではないだろう。
ただ闇雲に数を増やしても意味が無いとも思っていて、単語登録数の多い紙の辞書を引き写せば数は簡単に増やせるだろうが、いわゆる大辞書もろくでもない単語を載せていることがあり、編者が地方出身者のせいか日本語が変なエントリーもあるので引き写せばいいという訳でもない。気にせずマイペースでいけばいいと思っている。自分の方向としては今リアルタイムに使われている新聞・雑誌、インターネットの最新語句、テレビ・ラジオ、街角の看板、レストランのメニュー、映画ビデオの字幕・キャプションなどに重点においた方がいいと思っている。
広東語のエントリーも総数で9千200件となって広東語の基本単語を集めたような半端なサイトを超えた数にはなっている。数もほとんど出尽くした感じもするが切りのよい1万エントリーを目指したい。以前中国と台湾と香港で使用される単語を集めた辞典があったがそれほどたいしたものでもない。今後は北辞郎でそれを凌駕するものを目指したい。つまり中国と台湾と香港および東南アジアと全世界華人の住んでいる地域を含めた大中華圏で使われる単語を収集する方向で行く。これもマイペースで。


アプリケーションについて
アプリケーションはあくまで道具であって中身が無いと何もならない。悲しいことに北辞郎はオープンであってAPIも公開されているのに、これを活用したアプリケーションをほとんど聞かない。中日辞典とかを搭載した電子辞書とかもあるけれども一度も使ったことがないのでほとんど知らないが、図体がでかいわりに単語数が少なくユーザー辞書も自由に取り込めなければ無くてもいいものなので廃れてケータイのアプリケーションに集約されていくほうを望む。
そして今後学習や旅行に使うのはIPHONEやアンドロイド携帯の方が便利になるのは目に見えている。バーチャルリアリティに街角の看板やレストランのメニューを撮影し分からない単語を調べるアプリケーションがあって、自由にユーザーの作成した辞書を取り込めるならば、あらゆる言葉が検索の対象になるから、それに備えてよりきめ細かく登録しておいたほうがいいだろうと思っている。


翻訳精度について
グーグル翻訳の中国語から日本語への翻訳精度もやってみればわかるけれどもたいしたものではない。おそらく機械翻訳や統計翻訳のエンジニアは中国語を知らないか、中国語研究者は機械翻訳や統計翻訳を知らないのが原因である。また、たとえ機械翻訳といっても全て機械的に処理するわけにはいかず、かならず人間の修正や補正が入るものだ。グーグル翻訳のユーザーによる修正もまったく不便なものでグーグルの本気さを疑う。これらネット翻訳に頼っていてもしょうがないので、北辞郎でマイペースで粒度のこまかい登録をしていくことにしよう。自分の所では常に2千語くらいの未登録の語句が眠っていてエントリーを待っているが、意味がとれないか単なる間違いなのか、超希少な語句で参照するものがなくエントリーに至らなかった悲しい語句たちである。人間でもこれだけ不明な語句がでてくるのだから、機械翻訳の精度がどれだけ意味を汲めるのか推して知るべしといったところだろうか。


専門分野の単語について
これは機械翻訳の分野と同様に、専門分野の専門家が中国語を知らないか、中国語研究者がその分野に無知であるのが原因だと思われる。特に花や鳥や魚の名前などは微妙で既に出版されている中国語辞書でも全信頼を置ける日本語訳はないといっていい。ぜひ動物学者や魚類学者に北辞郎に参加してもらいたいと思うのは高望みか。それでも登録してくれるのであれば簡潔明瞭をこころがけていただきたい。わけのなく長いのは要らないどころが迷惑なだけなので。これからはケータイのアプリケーションで北辞郎が見られることを常に心がけていただきたい。


幸いにも今まで北辞郎が中国ににらまれてブロックされたことはなかった。裏を返せばそれだけ中国人に役に立っているということ?ということで中国から自由に北辞郎が見れる限りエントリーを続けていきたいと思っている。最後にタケウチさんいつもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

気持ちのいい街蒙自

蒙自は雲南省の紅河哈尼彝族自治州に位置する街で、街のつくりは他の中国と街と変わらないのだが中心に南湖があるためか、落ち着いたきれいな雰囲気を醸し出している。また蒙自はざくろの名産地であって4路バスで簡単に行ける新安所鎮は有名なざくろ生産地となっている。マーケットにおいても周辺の村から買い出しに来た少数民族の姿を見ることが出来る。しかし有名な過橋米線の店はそれほど目にすることが多くなく、美食一条街と言われる「早街」にしてもたいしたことがなかった。