香港映画「3D肉蒲団之極楽宝鑑」が超ヒットに
古典エロ小説を3D映画化した「3D肉蒲団之極楽宝鑑」が香港で映画「アバター」を超えるヒットとなっている。興行収入は中国大陸からの映画鑑賞目的の団体客にも支えられて好調だ。映画は1991年の同名映画のリメイクで日本のAV女優の原紗央莉と周防ゆきこが出演している。また台湾でも上映されて中国語映画としては今年一番のヒット映画となっている。中国大陸には映画の等級制がないのできわどい内容はすべてカットされる。中国大陸から香港にわざわざ来て映画を見る現象はこれが初めてではなくて、2007年の「色・戒」の上映には多くが大陸から香港に来て鑑賞した。香港ではポルノ映画館は1990年代は香港各地に何館もあったが、いまでは斜陽となり観客は年寄りだらけで、今年2月には最後のポルノ専門映画館である佐敦にある官湧劇院が廃業したばかりだった。また葉子楣、徐錦江が主演した1991年の同名映画「玉蒲団之偷情宝鑑」はポルノ映画の興行記録を作り、肉布団映画の古典となっているし、その後のシリーズである「玉蒲団之玉女心経」では若い舒淇が出演してその後人気が出る端緒を作った。
A 3D erotic comedy has taken the Hong Kong box office by storm, beating the first-day record set by Hollywood blockbuster Avatar. Sex and Zen: Extreme Ecstasy took HK$2.78m (£219,000) on its first day last week, compared to James Cameron's epic which earned HK$2.63m (£207,000). The film has now taken HK$17m (£1.34m) in the five days since its release.
