世界を代表する長寿村である巴馬

国連の規定によれば、人口100万人中に75人以上の100歳老人がいれば長寿地域として認められる。世界には5つの長寿地域があって中国広西チワン族自治州巴馬と新疆ウイグル族自治州和田とパキスタンフンザ南コーカサス地方とエクアドルのビルカバンバがそれだ。その中でも巴馬の100歳老人の多さは際立っている。巴馬には、広州からバスで南寧江南汽車站(210元)まで行き、そこで巴馬行きのバスチケットを買うとミニバンで安吉汽車站まで送ってくれるので、そこでバスに乗り込めば良い。安吉汽車站からは巴馬行きのバス本数が北大汽車站より多いので、ここから乗った方がよいだろう(所用時間4時間)。巴馬のバスステーションは明るくて新しく、ホテルなどの宿はバスステーションの周囲に固まっており何軒も連なっているので泊まるのに困ることはない。言わゆる長寿村には巴馬から公共バス(20分間隔/3元)に乗って、坡月村か巴盤屯まで行くことになる。坡月村と巴盤屯、特に坡月村には外地から移住してくる中国人のためにマンションがどんどん建てられていて、普通語を話す中国人はたいてい外地からの移住者だ。しかし坡月村と巴盤屯とも泊まるにはいいが、食事代が高くつくことになるので、巴馬に泊まりそこをベースに周辺地域を見て回った方がいいだろう。