ラオスのムアンサイで薬草サウナに入る

ラオスのムアンサイは街道沿いにできた街で何の変哲もない所だけれども、ここにはラオス赤十字の経営する薬草サウナ(10000キップ)とマッサージ(30000キップ)のできる場所ある。ここでの収益の一部はラオス赤十字の活動に充てられる。サウナは特に時間を設けていないようだが、10分サウナに蒸され、外に出て茶を飲む傍ら外気に体を当て、またサウナに戻ることを2、3回繰り返せば、時間は30分ほど見積もればいいだろう。薬草サウナには近代サウナの入った瞬間にむっとするような息苦しさはなく、いくらでも居られてしまう感じだ。薬草成分はいくつかのものを混ぜているのかもしれないが、外で飲む茶と同じ香りがするので、主要なものは茶葉を使っている気がする。夕方に行って、サウナの外で日の沈み逝く田園風景を見ながら汗が引くのを待つのがいい。また薬草の成分が皮膚に浸透させるために当日はサウナから上がってもシャワーを浴びないのが普通。