中国のモンラーからラオスのルアンナンターに

中国のモンラーからラオスのルアンナンターに入った。モンラーからのバスは1時間ほどで国境に着く。バスを降りるとカスタム前には両替のおばちゃんが数人待っているが、ここで慌てて無理に両替をする必要はない。ルアンナンターに着いてから銀行で両替してもほとんど変わらないないレートで両替できるからだ(1元=約1220キップ)。両替する場合でもおばちゃんに急かされて国境を超えてしまってから数額の違うことに気がついても遅いので、損失をしないためにその場できちんと確認したい。モンラーで朝8:40発の国際バスに乗り(今回はバスは座席後半部を、荷物が占め、出発時間もラオス通例の30分後れとなったが)、ナンターのバスステーションでのソンテウでの乗り継ぎがスムーズに行けば街についてからでも十分に両替の時間がある。銀行以外にも、ルアンナンターのマーケットにも両替できる場所があって、銀行が締まる土日についてしまった場合や時間外(営業時間月〜金8:30-15:30)には利用できる。一般的にいって中国の人民元は北部のルアンナンターやムアンサイでのレートが良いが、南部に降ったルアンプラバンではレートが悪く、そもそも銀行での取り扱い紙幣になっていない場合がある。現在ではラオスで高額紙幣50000キップを発行しているので以前のように両替すると札束をゴムでまいてレンガ状にして渡されるようなことがなくなり便利になった。ただし色の似た紙幣があるので慣れるまで気をつける必要がある。ラオス側の国境では通過を早めるために係官に10元の賄賂を払っているが、日本のパスポート所持者は何も払わないで済んだ。ラオス側のボーテンは街というより集落に近く、ここからナンターまでは1時間ちょっとで着く。ラオスのバスステーションは大概街から遠く離れておりソンテウを利用して街に入ることになる(ナンターの街まで10000キップ)。