大理から簡単に行ける温泉

近頃冷え込むことの多くなった大理。今日は下関に用事を済ませたついでに温泉に行ってきた。大理から行く温泉というと洱源の地熱国ということになるが、往復交通費26元と入浴料が100元近く掛かる。一方、下関にある鳳凰温泉水上休閑中心だと、交通費も安く済み、大人一人12元で温泉が時間制限なしで楽しめる。大理古城からはまず8路バスで下関に向かい(1.5元)、新華書店で降りて十字路で建設路を渡り、交通飯館のバス停で21路に乗り換える(1元)。最終のバス停で降りるとそこがちょうど鳳凰温泉水上休閑中心のゲート入り口となっている。500メートルほど歩き、天幕を張った大型の屋外プールのような温泉が見えてきたら、入り口は近い。チケット売り場でロッカーのカギのデポジット(20元)と一緒にチケットを買い(計32元)、入場する。ロッカーのカギのデポジットはカギを返すと戻ってくる。浴場の中は屋外プールのような浴池と屋内の浴池と無駄な皮膚を食べてくれる温泉魚の浴池(10元)がある。屋外は日本人からするとややぬる目なので屋内がおすすめだ。中では日本人を含めた外国人がまったくいなく、地元の年齢のいっているおばさん達が楽譜を持ち込んで中国語の歌などを合唱しているのを耳にしながら裏の山を眺めて湯に浸かった。屋内の浴池でも中央部分にお湯の給水口があるので、あつ目がいいなら中央部分で浸かるべし。またゆるいようであれば服務員に言えば温度を調節してくれる。施設はホテルの中の少しさびれた温泉といった感じで、12元で楽しむ温泉にしては十分なものと言えるだろう。また温泉と入り口ゲートの途中に寺院もあるので時間があれば寄って中を覗くのもいいだろう。