中国が通用規範漢字表を公表

繁体字簡体字の問題が話題となるなかで中国の教育部が通用規範漢字表を公表した。この通用規範漢字表の公表により将来すべての政府の公的文書、新聞メディア、コンピュータの漢字テーブルもこの漢字表を規範とするようになる。漢字の総字数は大体8万字あるけれども、常用漢字は3500個、「二十四史」にしてもたった7000個ほどの漢字を使っているに過ぎない。現在の漢字表では8300個の漢字が含まれており、通常の生活では充分すぎる数となっている。今回の改訂で増える漢字は1335字となり、うち6個の繁体字が認められた。また目立った改訂では人名で使用できる漢字を増やしていることが挙げられる。本来別姓である「钟」「锺」は「钟」でくくられていたが、今回「锺」を認め、2つに分けて混乱を避けた。また人名で人気のある「喆」や「淼」や「堃」などの漢字も今回認められた。

李宇明表示,字表内有繁体字和简体字对照表,但目前不考虑全面恢复繁体字。此次字表根据语言生活的现实状况收录了6个原来的繁体字,但这些字规定了特定的使用范围。比如 “剋”(kēi),仅在义为训斥、打人时使用。“锺”仅用在姓氏人名。“濛”仅用于姓氏人名和地名。另外,字表还恢复了51个异体字,比如活字印刷发明者毕昇的“昇”字、《瑷珲条约》中的“珲”字,都因其包含特定的历史文化意义而被收入。[...] 除了因为社会语言生活变化而增加的字以外,字表还对未来的使用情况进行了预留,特别是为大众取名提供了许多便利。比如为了照顾给女孩子起名时常用“女字旁”和“草字头”字,专家们特意收录了这两个偏旁里一些不常用的字。还有,“喆”、“淼”、“堃”等极少用的字,因为很多人喜欢用来取名,此次也特意保留了下来。

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