pagerankの欠点を埋めるBrowseRank
マイクロソフトがブラウズランクbrowserankでgoogleのページランクPageRankのひとつ上を行こうとしている。ブラウズランクはページの重要度をユーザーのブラウズ行為を元にして決めるもので，ユーザーのブラウズ履歴のデータやユーザーがどれくらい長く一定ページに留まったかなどを分析して検索結果に取り込む。googleもdigg風にユーザーに検索結果の重要度を投票させることでアルゴリズムの穴を埋めることを試験的に実施しているがユーザーが意識的に投票するものであるのに対し，ブラウズランクはユーザーのページ滞在時間といった無意識の投票という形をとっている。browserankは中国人研究者により研究されているものでページランクがかかえるリンク･ファームの問題を解決できるとしている。ただページランクが有用なことは確かであり，リンクグラフとブラウジング･グラフを統合することも可能だとしている。
Essentially, the researchers tested out a system that replaces PageRanks' link graph--a mathematical model of the hyperlinked connections of the Internet--with what they call a user browsing graph that ranks Web pages by people's behavior. "The more visits of the page made by the users and the longer time periods spent by the users on the page, the more likely the page is important. We can leverage hundreds of millions of users' implicit voting on page importance," the researchers said in BrowseRank: Letting Web Users Vote for Page Importance, a paper from the SIGIR (Special Interest Group on Information Retrieval) conference this week in Singapore.
