台湾の繁体字が消滅の危機

台湾の繁体字は中国の簡体字に押されて消滅の危機にある。台湾の聯経出版は簡体字専門の上海書局を設立したが予想外に業績が好いので台中と高雄の書店にも簡体字の書籍を置くことにした。老舗の天龍書局もすぐに3店舗の台閩書城を開いて大陸の図書を提供すると発表している。海外の中国語出版市場でも変化が起こっていて,シンガポールの大衆書局popular bookは元々台湾に進出して繁体字の図書を海外に販売つもりだったが近隣諸国の中文書店を回ってから計画を変更して台湾で出版された書籍を簡体字に直して海外に再販売することにしたという。

台灣賣簡體書 業績好過意料
聯經出版公司成立「上海書局」展售簡體字書,業績出乎意料的好;聯經乘勝追擊,要改裝台中、高雄的聯經門市,為中南部讀者提供簡體字書籍服務。老字號「天龍書局」也隨即宣布,要開三家「台閩書城」供應大陸圖書。
海外的華文出版市場也在轉變。新加坡大眾書局落腳台灣,原本為了採購台灣繁體字書外銷,但台灣區負責人譚白絹走一趟鄰近各國的中文書店回來,立刻調整策略,將台灣出版品轉印成簡體字版本再銷往海外。
繁體字的邊緣化危機令人憂心。中研院副院長曾志朗多次倡議,應該申請將繁體中文字登錄為世界人類遺產,得到不少支持。這意味著,繁體中文字具有合乎普世價值的美感和文化內涵,但也已經到了必須被保護的處境。

http://www.udn.com/2005/5/30/NEWS/NATIONAL/NAT4/2703679.shtml
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