消えた北朝鮮サッカーチーム

サッカー2006年Ｗ杯最終予選初戦の日本対北朝鮮戦は2-1で日本代表が勝ったが，負けた北朝鮮チーム・メンバーが帰国後どうなったかは分からない。ところで北朝鮮は1966年のワールドカップで強豪イタリアを負かしクォーター・ファイナルでポルトガルと対戦した。対戦前に北朝鮮チームは大酒を飲んで地元の女性と遊んだと言われたが試合が始まると3点をつづけてゴールした。しかし，ポルトガルはその後追い上げて5-3で北朝鮮を負かせた。チーム・メンバーが帰国後どうなったかは国外からはまったくうかがい知ることができなかった。多くの人が彼らは試合に負けた罰として労働キャンプに送られたと思った。イタリアのジャーナリストがチームとコンタクトを取ろうとしたけれども北朝鮮当局によって拒絶されたので北朝鮮サッカーチームはニュースから姿を消した。TVプロデューサーのDaniel GordonとNick Bonnerは北朝鮮当局と長い交渉の末，七人の生存するチーム・メンバーに対するインタビューに成功しドキュメント・フィルムThe Game of Their Livesが生まれた。フィルムは資金の工面に苦労したものの2002年にリリースされ商業的には成功しなかったがサッカー選手の間でカルト的な支持を集めた。彼らの北朝鮮に関する映画制作はもう一つの北朝鮮のマス・ゲームに関する映画A State of Mindとして実を結んでいる。

The North Korean team went home and disappeared from the world sporting stage. No one outside of North Korea knew what happened to the players after their return. Many said that they were sent to labor camps as punishment for their defeat. Italian journalists who tried to contact the team were rebuffed by the North Korean authorities. The story of the first Asian team to draw attention in the World Cup vanished from the news.

http://www.thegameoftheirlives.com/
http://www.astateofmind.co.uk/default2.aspx?CF=Trailers
http://www.danwei.org/archives/001328.html