朝鮮語情報処理の南北標準化で大きな役割を果たしている李秀洛氏

北朝鮮のKCC(朝鮮コンピューターセンター)の李秀洛(リ・スラク)氏は朝鮮語情報処理の南北標準化で大きな役割を果たしているという。

コンピューター上では、「北の文字(朝鮮語)」と「南の文字(ハングル)」は別物となる。というのも、文字の順番が両国では異なるからである。韓国では子音の順序がいわゆる「かなだら(K, N, D, L)」順であるのと比べ、北のそれは「S, J, ○(イウン), H」となるからだ。
つまり同じ言語であろうとも、文字の順番が違えば各文字のコンピューターコードも異なってくる。そのため南北ではソフトウェアに互換性が生まれないのである。
インターネット時代には、さらに「ハングルドメイン」の問題も表面化した。
キーボードの配列やコンピューター用語の差も無視できない。些末な違いのようだが、こうした差異の積み重ねが、南北の情報交流に大きな障害物となってきた。

『ハングル文字文書自動認識技術』,『国語認識と合成技術』を発展させるのに寄与したとあるのはOCRのことを指しているのだろうか。
http://www.infovlad.net/underground/asia/nkorea/ref/leesurak.html