猫のいる書店

香港の北角にひっそりとある地下の狭い書店である森記書店には猫がいる。以前の店主がねずみが出るために2匹の猫を飼ったのが最初だが、現在の店主もそれを引き継いで、街角で小さい子猫を見つけては店に連れてきて育てている。現在店に十数匹に猫がいて、夜店じまいをする時には猫に本を爪で傷つけられないように書棚をビニールカバーで覆ってから店じまいしている。そして子猫が大きくなれば猫を人に譲っている。ひっそりと30年以上続いている森記書店も作家たちと縁がある。上海の作家である陳小善は香港に来ると必ずこの書店に立ち寄るし、武侠小説四大作家の一人温瑞安も早期の作品をここから出版している。また香港の新進作家で史上最年少で香港中文文学賞をとった王貽興も小さい頃からここで立ち読みしていた一人だ。
北京にある万聖書園にも猫がいる。書店の主人が猫好きで、いつも数匹の猫が同時に書店の中を自由に歩き回っているのを許している。ここの猫は家猫もいれば野良猫もいて、野良猫は主人への感謝の気持ちから近くの店からピーナッツなどを咥えて持ってきたりして主人を困らせている。また万聖書園の書棚には猫好きを反映してか、猫に関する専門の棚がある。

在香港北角,有一间“地下书店”。说它“地下”,倒不是什么秘密组织,而是因为它位处地平线以下——地下室。这家书店很小,但是历史颇久,开了整整33年。置身其中,“书压压”的一片,应接不暇。仔细搜罗,你会找到一些老书,这些都是老板陈琁不舍得退掉的好书。[...]以前的老板在时,店里常有老鼠,于是养了两只猫。陈琁做老板后,继承了这一传统,并将其发扬光大。只要在路上遇见无人收养的BB猫,她就接回店里来养,养大了再转赠友人收养。目前,书店里有十几只猫。陈琁并无对猫的独特偏好,对所有生命一视同仁,只是在店里,养猫相对来说比较方便,养狗太吵。

http://jb.sznews.com/html/2011-05/29/content_1592018.htm

但万圣只是一个扎扎实实买好书的地方,它不讲究内部装饰细节。我第一次去,刚走进去,就在里面闻到奇怪的味道。那很像是厕所通风不良的气味,又像是谁家老太太在煮很难吃的粥。我换了几个位置,都摆脱不掉那股味道,只好匆匆拎了几本书出来,转去旁边也很有名的醒客咖啡馆坐。[...]万圣的老板刘苏里酷爱养猫,听说他经常纵容数只猫同时在书店各个角落溜达。这些猫里有家养猫,也有流浪猫。有些流浪猫为了报恩,经常从旁边的小卖部叼一袋花生米或豆干之类的零食送给刘苏里。有时候袋子被咬破了,里面的内容在半路上就洒光了,到家时只剩一个空袋子,但还是感动得刘苏里稀里哗啦的。刘老板不忍心教育它们,就自己颠颠儿地跑到小卖部去给钱。

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