大理の無為寺に行ってきた

大理国では歴代の皇帝のうち9人が出家したがそのうち数人が無為寺に関係するなど名声の高い寺。今年10月に周辺の大修復工事を終えたばかりで、境内は綺麗なものだった。行き方は大理古城の西門からC7路バス(1元)で無為寺で降りればいいし、ミニバンなら西門と無為寺の間の距離を2元で行ける。特に大きな標識が有るわけでもないので、古城方面から来たら向かって左側の比較的大きい道を折れて蒼山の方へ歩いて行く。歩いて2キロほどで石の道標があるので右に折れると、境内に通じる山門に出る。松林を歩いているとカンフーの練習の掛け声が聞こえてきた。ここ無為寺は西洋人がカンフーを習っていることで有名な寺でもある。朝早めに出かけたのにはこれを見るためでもあった。境内の広場で4,5人の西洋人がカンフーを習っているところを見ながら寺院の一番奥にある大雄宝殿を覗く。ついでに信徒のために無料で配っている太上感応篇を解説した本を貰っておいた。中国の寺院ではたいてい仏教を広めるために無料の冊子が置いてあって仏典や太上感応篇や弟子規といった冊子を配っている。特に太上感応篇と弟子規は子供のしつけにペアでよく用いれられるもので大人であっても内容を知っておいて損はない。無為寺は無料で参観できるうえ人も少なく、環境も整備されているので大理で時間がとれたら行くと良い場所といえるだろう。