居心地のいいチャンパサック

チャンパサックのワット・プー遺跡を見てきた。船着場の近くのロータリーのそばに宿を取り、自転車を借りて(1日1万キップ)早朝に出かけた。ワット・プー遺跡はラオス南部観光の必見の遺跡と謳われているが、実際に見てみると、それほど畏敬を覚えるものでもない。今ではタイ式仏像が鎮座する神殿自体も小さなものだった。上部神殿へ続く斜面の道の両側に植えられているドクチャンパの樹の下に座りながら吹いてくる風にあたるのが心地よい。チャンパサックはメコン川に平行した道沿いにできた街で、暑いさなか川岸にせり出したレストランで雄大メコン川を見ながらビアラオを空けるのが特別爽快だ。