シーパンドンでバンガロー暮らし

パクセからミニバン(5万5千キップ)でシーパンドンの島のひとつであるドンデッド島に行き、バンガローに泊まってきた。事前に考えていたよりも、ここで過ごすと金の消費が激しかった。パクセを含めたラオスの深南部は北部に比べて高くつく。ドンデッドの場合乾季でも高温で、ファンのないバンガローで寝ることを思うと物価を考えても長居してしまうようなところでもない。長期滞在者はガンジャなどに対する比較的ゆるい環境に魅かれて来るのかもしれない。もちろん、そうでない旅行者のほうが多く健康的な所であるけれども、中にはそうした外国人も見かける。バンガロー一泊(3万キップ)で、電気が普及しているのでキンキンに冷えたビアラオが他地域と変わらない値段(1万キップ)で飲める。しかしトラベラーメニューしかないので食費が相対的に高い。ドンデッドをベースにして自転車を借り(1日1万キップ)、隣のドンコン島のリピ滝を見たり(入島料2万キップ)、ドンコン島南端まで行きイラワジ・イルカを見るのが主だったアクティビティーになる。あとはカンボジアを目指す旅行者が一旦ここに立ち寄ることが多く、島内の各ゲストハウスの前にはカンボジアのシアムリアップやプノンペン行きバスのチケットを販売している。(島からシアムリアップ、トイレ付きVIPバス、約19時間、早朝8時出発)また、例に漏れずタイのようにバックパッカー宿の数軒はオーナーが白人でラオス人の女性パートナーとレストラン付属ゲストハウスを経営しているのが目についた。