ハングルがインドネシア少数部族の文字に採用される

韓国の訓民正音学会によれば、ハングルがインドネシア・スラウェシのブトン島のBau-Bau市の少数部族の言語を表記するのに採用された。Bau-Bau市は先月すでに訓民正音学会から提供されたテキストブックで、生徒にハングルを教え始めている。訓民正音学会は数年に渡って文字を持たないアジアの少数部族にハングルを普及させる活動を展開している。記事にあるハングルが海外での初めての採用という一節は南米ボリビアですでに採用されているので、正確ではないかも知れない。少数部族の言語の保護からいえば別にハングルでなくローマ字でもいいわけで、ハングル普及という強い意図が感じられる。

A minority tribe in Indonesia has chosen to use Hangeul as its official writing system, in the first case of the Korean alphabet being used by a foreign society, a scholars' association here said Thursday. The tribe in the city of Bauer and Bauer, located in Buton, Southeast Sulawesi, has chosen Hangeul as the official alphabet to transcribe its aboriginal language, according to the Hunminjeongeum Research Institute.

http://languagelog.ldc.upenn.edu/nll/?p=1641