ゾハルZoharの英訳2巻が発刊された

カバラ神秘思想の元となったゾハルZohar光輝の書がDaniel Mattによりアラム語から英訳されてStanford University Pressから発刊されている。最初の2巻の後まだ9巻を残している。ゾハルは1280頃のスペインのカスティーリャ地方に現れたが,実作者とされるデ・レオンは数世紀前のラビが書いたとする正統性を示すためユダヤ人が数世紀話してこなかったアラム語で書いた。1600年にはゾハルはユダヤ人によって聖書とタルムードに次ぐ3番目に神聖なテキストとされた。カバラ研究と瞑想がはやり,ゾハルの原理はハシディーム派ユダヤ教の基礎となった。ユダヤ教がヨーロッパの啓蒙主義の影響を受けるとゾハルは廃れたが,バル・ミツバ(成人式)などを残した。
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